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プラン・ドゥ「ドイツ発祥のボール遊び教室“バルシューレ”」実施報告

京都市下京青少年活動センター

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掲載日:2023年10月24日

同志社大学スポーツ健康科学部4回生、千野春花さんが、地域の方々を対象とした「ドイツ発祥のボール遊び教室“バルシューレ”」を実施しました。下京青少年活動センター内で集客をしての企画を1回、お隣、下京いきいき市民活動センターのふれあいサロンにお越しの方を対象とした企画を2回、実施することができました。

10/20(金)下青では30代~80代の方が、椅子に座りながらできる簡単なお手玉遊び、協力して取り組むボール遊びに参加しました。
お手玉を上に投げてキャッチ、右手、左手、紙コップを使って…と簡単な動きをいろいろな組合せで行うと少しずつ難易度があがってきます。「難しいー」「うまいですね!」「次は左右反対にしてみたらどうやろう」と参加者から提案される場面もありました。
「お手玉って、京都では何て言うか知ってる?」と参加者からの突然のクイズに、戸惑う千野さん。そう、京都ではお手玉を“おじゃみ”と言います。関東出身の千野さん、奈良県出身の参加者も知らなかった、と盛り上がっていました。
参加者が協力して取り組みボール遊びでは、輪になって風船を落とさないようにしつつ、“おじゃみ”を隣の人から渡されてきます。参加者は夢中になって遊び、声をかけあい、和気藹々と、楽しい時間を過ごすことができました。
遊び後には、感想や日々のスポーツ習慣について話をしながら、お茶をしながらほっこりと交流し終了となりました。

千野さんは「遊びを通じた地域の健康コミュニティを形成することを目指した活動のサポートをしてもらえないか」と下青へ訪ねて来てくれました。今回は、卒論研究の一環としての実施でしたが、継続して活動することを目指しています。実施後の振り返りでは、すでに顔見知りが集う場と、初対面同士の場では違った工夫が必要なことや、広報の難しさなどが課題としてあげられました。初めて自身で一からイベントを企画・実施するという経験をした千野さん。初めは緊張もしていましたが、楽しく夢中になれ、安心して過ごせる場となったのは、何事にも誠実な彼女の力だと感じます。今後の活躍も見守りたいと思います!


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