残暑きびしい初秋の祭り。菊浜グラウンドで、第2回「菊浜盆おどり」が開催されました。下青からは、高校生チーム「ECHild」が子どもあそびコーナーを出店。訪れる子どもたちが、無料で楽しめる、くじびき・金魚釣り・射的のゲームコーナーを企画しました。17:00のオープンと同時に、長蛇の列!浴衣の袖を濡らしながら何度も金魚釣りを楽しむ子、得点ランキング上位を目指して真剣な表情でチャレンジする子、射的でいくつ倒したか得意げに話してくれる子…準備していた100名分の景品もすっかり無くなるほどの大盛況でした。
ノートルダム女学院高等学校から「子どもたちを笑顔にできる活動の場を探しています」と4名の高校生が、来てくれたのは5月頃。時同じくして、地元の方々、商店の方々などが協力してつくる「菊浜盆おどり」を一緒に盛り上げてほしいと、お声がけいただきました。「ECHild」は、開催に向けた会議の場に2回出席。地域を大切に想う地元の方々、菊浜の魅力に惹かれて集まり新しいことに挑戦したい方々、皆さんの地域への想いを知ったことで、より準備にも力が入りました。
ゲームコーナーの横では、「セーブ・ザ・チルドレン」を通して寄付を行うため、お菓子の販売コーナーを設けていました。お祭り中盤に差し掛かっても、なかなか売れ行きがよくありません。なんとかして寄付につなげたいと、お祭りの司会をされている方のもとへ向かい、「お菓子販売の告知をさせてもらえませんか?」と直談判。高校生たちの頑張りが、「お菓子買うたろー」「売れたか?」と、たくさんの大人たちを動かす場面もみられました。
年齢や国籍、地元やよその人も関係なく、いろんな人が集い一つになれる、盆おどり。たくさんの人の想いが交錯する場に受け入れてもらい、「ECHild」がチャレンジできた経験は、達成感でいっぱいでした。もちろん、盆おどりも全力で楽しみましたよ!