高校生による、おからドーナツプロジェクト<中間報告>
【イベント名】京都おからドーナツプロジェクト。(「嵐山の小さなもりのつながるフェス」への出店)
【日時】2025年11月1日(土)10:00~16:00
【場所】阪急嵐山近く
【販売数】90食
『価値を生み出すこと』に関心を持ちながら、地域で精力的に活動する高校生・平田くんのイベント出店をお手伝いしました。
このプロジェクトは、京都の地域活性化を目的に、たくさんの人に“おから”ドーナツを届け、感動をうむことで、子どもを中心としながら、大人まで楽しんでいただけるものにすること。そして、京都の学生×行政×地域商店が共同した事例を作ることで、アクティブに動く人たちを増やすことを目指しています。
下京区のお豆腐屋さんである、京豆腐並河商店へヒアリングを行い、産業廃棄物となってしまう“おから”を使って何かできないか…と年度初めから、ミーティングを重ねました。
紆余曲折しながらたどり着いたのは、並河豆腐さんの「食を通じて人々を笑顔にしたい」という想いでした。
今回は、このプロジェクトの通過点としてキッチンカーで出店しました!
気持ちの良い秋晴れでのイベント。親子連れや観光客でにぎわう広場で、おからドーナツを販売。
何度か試作してできた、おからドーナツ。
並河豆腐さんのおからの味もしっかりと感じられる、素朴な甘さの美味しいドーナツになり、おかわりしてくれる子どもたち、お土産にたくさん購入してくれる方もおられ、おからドーナツによってたくさんの笑顔をみることができました。
当日のお手伝いスタッフとして駆けつけてくれた、平田くんの友人である高校生・中学生たちが中心になって、キッチンカーの中で調理し、揚げたてを提供しました。
「熱いから気を付けて食べてねー」
「ありがとうございましたー!」
小さな子どもたち、お客さんたちへの声かけも元気よく、楽しんで活動されていました。
イベント終了10分前ごろから雨が降り始め、やや駆け足で撤収になりましたが、スタッフのみんなそれぞれに動き最後までしっかりと後片付けしてくれました。
特にキッチンカー内は、きっちりとピカピカに磨き上げ、頼もしい友人たちに驚かされました。
そして企画者である平田くん。
プロジェクトの説明や活動紹介のために、イベント開催中のブースをまわり、それぞれの出店者さんと丁寧な関わりをしていました。
友人たちとの関係や、出店者さんたちとの関わりから、人との出会いを大切に活動を広げていく平田くんの人柄をみることができました。
実はこの日はまだ終わりではなく…
翌日に出店するお祭りのため、おからドーナツを仕込むためにレンタルキッチンへ向かっていきました。
エネルギーに溢れた平田くんの挑戦はまだまだ続きます!
