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西陣路地裏散策@西陣~新たな魅力の発見~

京都市北青少年活動センター

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掲載日:2013年1月21日

西陣ひと・まち・もの語り 「路地裏散策@西陣」   2012年12月2日(日)13~16時

 西陣の魅力を皆さんにもっと知ってほしいと思い,企画をした路地裏散策。

「西陣ひと・まち・もの語り」のスタッフが募集した参加者と,

①西陣織会館②京都西陣蜂蜜専門店「ドラート」③本隆寺④岩上神社⑤清明神社を一緒に巡りました。

「今からどんな面白いことが起こるのだろう?」  

  そんな期待を抱きつつ,散策がはじまりました。 

  西陣織会館では,着物ショーをみた後,西陣織手織り体験をしました。

着物ショーでは,西陣織の華やかさにみとれてしまいました。

西陣織体験は,京都に来た修学旅行生など,西陣地域に観光をしにきた方がよく体験されるそうですが,私たちにとってもとても楽しめるものでした。

スタッフによる町屋についての説明をしてから,西陣織会館での余韻はそのままに次の場所へと移動しました。

三上路地を目指して歩きました。

その奥に,京都西陣蜂蜜専門店「ドラート」があります。

「ドラート」には,以前にインタビューにご協力をいただいたこともあり,店長大久保さんが「自由に味見をどうぞ!オススメはこれです。」という感じで,和やかな雰囲気に包まれているお店です。そんな優しい大久保さんに皆の緊張もほどけ,蜂蜜を舌で味わいながら,いろんな種類があることに感心しきりでした。

   大久保さんにお別れをした頃には,みなさんも散策になれてきたようです。

 「次はなにかなぁ?」

 

 「ドラート」から歩いて5分ほどのところにある, 

「泣き止めの松」の言い伝えの残っている本隆寺に行きました。   

寒かったですが,スタッフの本隆寺の紹介に皆さん興味をもって聞いていました。

そして,本隆寺の近くにある岩上神社があり,子育て祈願の神社ということで,お祈りをしてから,染四君子工房へ。

 染四君子工房では,誕生年の干支や誕生月の花をモチーフにした名前いりのハガキを描いていただきました!

  

  ここで一休憩して,次の目的地へ!!

 ここから清明神社に向かう途中にある町屋の屋根に置かれている「しょうき」さんを見つけながら,歩きました。さて,何個あったでしょうか!? ぜひ,歩いて探してみてください!

 そして,天才陰陽師の阿部清明の邸宅を神社にした清明神社に行きました。

清明神社では,自由時間をつくり,清明紋の書かれた井戸や式神を住まわせたという昔の一乗戻り橋を再現したものをみて楽しみました。雨がポツポツと降り始めましたが,皆さん,散策に夢中でした。

清明神社境内

細田:散策をすることによって、普段よりも地域の魅力がどこに隠れているのかを考えるようになりました。よく見ないままに通り過ぎてしまうような場所にも歴史があり、そこへ一歩足を踏み入れると素敵な人との出会いがある。
そう思わせてくれる、素敵な出会いがたくさんの一日でした。

日裏:今回の散策で西陣の魅力をさらに感じることができました。西陣は古くから「西陣織」が有名な地域ですが、その伝統と歴史は多くの人の手によって守られ、そして受け継がれているのだと気づくこができました。町の景色や様子を時間をかけてゆっくりと見ていくことで、普段は見落としてしまいそうな場所やモノに気づき、楽しむことができた散策でした。

中尾:散策をして肌で感じることで西陣地域の魅力をさらにしることができました。また、みんなとこうやって歩くことで新たな発見や楽しみがある。みんなと散策できてよかったです。

赤松:西陣という地域について、自分達だけでなく他の学生や地域の方々を巻き込んで、直接触れる機会を設けることができたのは、とても良かったのではないかと思います。参加者のなかで、「いざどこを回ればいいのかわからないので、こうした企画をしてくれるのはありがたい」といった声も聞くことができ、意義ある企画だったと実感できた瞬間でした。

早川:参加された方の反応をダイレクトに見れたことが印象的でした。留学生の方も多く、「日本のことが好きで、歴史に興味がある」とおっしゃるのを聞き、訪れる場所ひとつひとつを楽しむ様子を見ていて、なんともいえない嬉しい気持ちになりました。いろんな方に楽しんでいただけるような魅力的なものは、一歩足を踏み出せばたくさん見つけられるのだなあと思いました。

石原:西陣を時間をかけて歩いてみることで、今まで知らなかった町の魅力に出会えました。新旧混然とした町の中で、確かに西陣“らしさ”を肌で感じることができたように思います。参加者に留学生の方が多くいましたが、体験を織り交ぜ、適時解説を入れたことで、京都の伝統産業や歴史について理解を深めてくれたのではないでしょ


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