「多文化を体験するDAYS」とは…?
異文化交流や多文化共生に興味がある若者が、異文化への理解を深めることができるイベントです。
今回は、フランスにルーツを持つサルガロロ・ルディさんをゲストに迎えました。
どんなことしたの?
ルディさんが、若者が交流しながらフランス文化を伝え、フランスで有名なヌテラ(チョコレート味のスプレッド)やイチジクジャムを本場のバゲットに塗って食べる試食会も行いました。
フランスで大人気のヌテラ。「おいしすぎて太ってしまったら…私のせいです」とルディさんが冗談を言うと、
若者たちは「私は少しにしておこうかな」、「じゃあ大量に塗る!」とやりとりを楽しんでいました。
実際に食べると、口をそろえて「おいしい!」と言って、追いヌテラをする若者もちらほら。
彼らのこれからの朝ご飯は、パンにヌテラできまりですね!
試食だけではなく、生活や文化を知ることができたのが、このプログラムの魅力です!
ルディさんと交流した中・高生は、日本とフランスの生活の違いについて興味がわいた様子でした。
日本の学校は土・日が休みですが、フランスでは水・日が休みで、土曜は半日休みだと聞き、「休みが多いの、いいな~」などの反応が多数あがりました。
休みが多いのは学生たちにとってうれしいようですね。
しかし、休みが多い分、学校での勉強時間が17時頃まであって部活動がない…と聞き、
「それやったら日本がいいな~」、「それでも休みが多いフランスの方がいい」、「部活ができないのは嫌!」などの声が上がっていました。
皆さんはどちらが良いですか?
一方、大学生は、生活の違いよりも言語や料理の方に興味がある様子でした。
例えば、“ミルフィーユ”。日本ではケーキを思い浮かべますが、フランスで“ミルフィーユ”と発音すると“女の子1000人”という意味になってしまうそうです。
正しいフランス語の発音は「MILLE FEUILLE」で、日本人には少し難しい発音です。
担当者より
日本とフランスの文化の違いに触れ、日本では常識だと思っていたことが海外では違う…ということが知れたのではないでしょうか。
これをきっかけに、海外に興味を持ち、それぞれの良さや違いに気づいてくれると嬉しいです。