事業案内, 活動報告

子ども・若者支援のためのオンラインセミナー報告

更新日:2023年05月23日(火)

第1回オンラインセミナー

もしも子ども・若者の自傷に気づいたら~自傷行為の対応と理解~
  • 日時   2022(令和4)年10月28日(金)13:30~15:00
講師の松本俊彦先生(精神科医)から研究と実践のお話をしていただき、自傷行為の理解を深め対応を学ぶことができました。
コロナ禍で問題が深刻化している可能性が指摘され、支援者や地域の大人たちがなかなか気づいていないことも明らかになりました。もしも打ち明けてくれたら、気づいたらジャッジせずに、良い面も悪い面もあるよねというスタンスでそれを話し合える関係になるというのは、目指すべき一つの姿だなと感じました。
参加者からは、このような感想が寄せられました。
  • こちら把握しているリストカットをしている子どもたちは本当に氷山の一角で、96%の子どもたちが一人で抱えているという状況に驚きました。こちらも事情を知らないと対応できないことが多いので歯がゆい思いはありますが、少しでも打ち明けやすい環境や状況を作ってあげられるように関わり方を考えることができました。
  • これまで、自傷行為のする方と関わる機会があったものの、学べる機会が中々ありませんでした。若者が自傷行為に至る過程についてとても丁寧でわかりやすく説明いただき、対応についても具体的にお話をされていて、受講することができて本当に良かったと思います。
  • 現在ひきこもりの方の支援をしていますが、自傷行為をしている方も中にはおられます。特に支援者が信頼できる支援者(先生がおっしゃっていた信頼できる大人の部分)が特に今関わっているケースと重なって聞くことが出来ました。
写真はパブリックビューイング会場のものです。オンライン形式での開催でしたが、研修会場に来る方が良いという方向けに設定しました。
場所を選ばずに参加できるメリットがあるオンラインセミナーですが、会場では複数で視聴できるので、感想を言い合ったり交流できるのはメリットですね。
オンラインと会場あわせて137名の参加がありました。
平日の昼間ですが、皆さん時間をやりくりしてこうして共に学ぶことができ、とても貴重な体験でした。

第2回目 オンラインセミナー

LGBTと思春期・青年期~居場所づくりの実践から~
  • 日時   2023(令和5)年1月27日(金)13:30~15:00

講師に遠藤まめたさん(一般社団法人にじーず代表)をお招きして、LGBTかもしれない10代~23歳までの居場所「にじーず」の活動からみえるユース限定の居場所づくりの意味や、かかわる際のポイント、LGBTのユースが置かれている現状を伝えていただきました。

参加者からは、下記のような感想が寄せられました。

  • 「親に言いづらい」「平均8年間の孤独」など当事者の声をデータで伝えていただけて、ハッとする気づきが多かったです。ありがとうございました。
  • 今回は、若年者のLGBTQでありましたが、企業の人事部内でLGBTQ活動の普及を行いたいと思っています。
  • 児童館は利用対象年齢の幅が広いため、様々な課題や悩みを抱えた子どもが少なくありません。このような機会を設けてくださりありがとうございました。
  • 「LGBTの人はいない前提の会話になっている」というお話は、普段学生と接していて強く感じることです。いろんな人がいることが当たり前というのが前提になるように、学生たちとも話をしていきたいと思いました。

 

第2回目 オンラインセミナー

LGBTと思春期・青年期~居場所づくりの実践から~
  • 日時   2023(令和5)年1月27日(金)13:30~15:00

講師に遠藤まめたさん(一般社団法人にじーず代表)をお招きして、LGBTかもしれない10代~23歳までの居場所「にじーず」の活動からみえるユース限定の居場所づくりの意味や、かかわる際のポイント、LGBTのユースが置かれている現状を伝えていただきました。

参加者からは、下記のような感想が寄せられました。

  • 「親に言いづらい」「平均8年間の孤独」など当事者の声をデータで伝えていただけて、ハッとする気づきが多かったです。ありがとうございました。
  • 今回は、若年者のLGBTQでありましたが、企業の人事部内でLGBTQ活動の普及を行いたいと思っています。
  • 児童館は利用対象年齢の幅が広いため、様々な課題や悩みを抱えた子どもが少なくありません。このような機会を設けてくださりありがとうございました。
  • 「LGBTの人はいない前提の会話になっている」というお話は、普段学生と接していて強く感じることです。いろんな人がいることが当たり前というのが前提になるように、学生たちとも話をしていきたいと思いました。

 

 

第3 回目 オンラインセミナー

地域で支える子ども・若者のトラウマ理解~安全・安心な場をつくっていくために~
  • 日時   2023(令和5)年5月22日(金)13:30~15:00

講師に野坂祐子さん(大阪大学大学院教授)をお招きして、安全・安心の意味、子ども・若者の問題行動の背景理解、トラウマ・インフォームド・ケアの考え方と実践についてお話しいただきました。

参加者からは、下記のような感想が寄せられました。

  • トラウマに対する考え方が変わりました。「他人の気持ちが考えられない・察することができない」ことは、自分の気持ちがわかっていない、自己理解がないと言うこと。自分の感情から発展させて、他人の気持ちを想像すること。と、改めて学び直すことができました。支援者もトラウマの影響を受けていると言う言葉が印象に残りました。今後に活かしていきたいです。
  • 1時間の中で、基本的な知識と対応を分かりやすく具体的にお聞きできて、とても充実した時間でした。本人が「されたこと」と「したこと」の責任の所在を区別してとらえる視点や認識のちぐはぐさなど、新しく知ることが多くありとても勉強になりました。
  • トラウマが起こす言動、行動、心理現象など具体的な説明があり再認識できた事、また支援者が支援とならない対応をしてしまう事、色々な視点からトラウマについて、再認識できた。何をすべきかの基礎知識や、対応など勉強していきたいと思いました。

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