「家族のお手伝い」、そのことばではあらわすことのできないさまざまな環境で今を生きている子どもや若者たちがいます。
家族のケアを担う子ども・若者のことを、ここでは<子ども・若者ケアラー>ととらえたいと思います。
こうしたケアを担う子ども・若者たちは進学、就職や結婚など“人生の転機”をどのように迎えているのでしょうか。
わたしたちとともに、社会的課題として「個別ケース」から考えてみませんか。
この集まりでは、さまざまな事例を通してケアが子ども・若者の生活や人生設計にどのような影響を及ぼしているのかについて理解を深めながら、今後の支援策を検討しています。
2017年に第1回事例検討会を開催して以降、参加者も若者ケアラー(元若者ケアラー)、学校教員、福祉関係者、学生など多方面から関心のある方が来られています。
各テーマはお迎えしたゲストの方に基づくテーマで、「きょうだいとケア」、「学校教諭から見た若者ケアラー」や「精神疾患をもつ親のケア」など多岐に渡ります。
ケアの内容と同様に、同じ「子ども・若者ケアラー」という立場にいる人であっても、ケアに至る過程や思いはさまざまです。
多様な気づきを、会場にいるみなさんと共有していただく場です。
次回のご案内はこちらから 「自分の思いをだれかに話したい」「話したいわけではないけれど、同じ立場にいる人に会いってみたい」etc…
現在、家族のケアを担っている子ども・若者ケアラーの方および元当事者の方を参加対象とした“つながりづくり”の場をスタートしています。