ユースサービスとは
子どもから責任ある大人へと成長する青少年を「支援」していくということです。
「支援」とは、青少年が家庭、学校、地域社会、職場及び青少年の自主的な活動の場面といった、あらゆる活動場面への参加を通じて、社会と交わり、青少年自身の興味や関心を豊かにし、青少年が必要とした場合、助言、情報、または多様な人的・物的資源を得られるような「機会」を提供しようとするものです。
自発的な集団への参加を通して、充実感を体験し、自己の可能性にチャレンジすること、それは青少年の自主的で創造的な活動を刺激するような方法で青少年の心身を発達させ、その人格的成長を図ることを意味しています。
公益財団法人 京都市ユースサービス協会はユースサービスの理念に基づいて次のような事業を行っています。
(2021年11月版ユースワークの定義)
1. 青少年が自分の本来持っている力を損なわれることなく
伸ばしていけるように支援をします。
- 受け取る様々な情報について、それが自分の考えや行動に与えている影響を自覚できるための支援を行います。
- じっくりと自分や他者と向き合える空間・時間を提供し、多面的な見方ができる柔らかい人間性がつくれるよう支援します。
- 自分の興味関心や能力を実感し発現できる機会を提供します。
2. 青少年が問題を抱えた時や必要を感じた時に課題を自ら
乗り越えたり解決していくための力を獲得できるような支援をします。
- 青少年同士が本音で語り合う機会をつくり、相互の学び合いや励まし合いが行われるようにします。
- 多様な社会資源を利用するスキルや情報を得られるようにします。
- 特に援助が必要と思われる青少年に対しては、個別的な支援を行います。
3. 青少年が市民社会の一員として参画し、役割を担っていけるための
経験の機会を提供します。
- 自らの学んだことや思いを社会的な場で試す機会を提供し、自分の興味関心がどのように社会的に位置づけられるかを考えるようにします。
- 競い合ったり恊働し合う活動、多世代の交流による活動などを通じて社会の中での役割を担う上でのスキルやコミュニケーション能力を高める機会を作ります。
- 様々な障がいのある青少年が、障がいのない青少年と同様に活動に参加できる場づくりをします。
4. このような課題に対するユースサービスの事業が社会的な認知を
拡大していくための活動を行います。
協会の理念・活動を伝えるパンフレットができました
より多くの方々にユースサービスの理念や活動知ってほしい。
提)ユースサービスの理念 → ユースサービス協会の理念
皆さんとの“パートナーシップを築きたい”。を伝えるため、パンフレット作りました。
PDFはこちらからご覧いただけます